X 軸と Y 軸が 1 つずつの一般的な 2 軸グラフの例から始めましょう。各軸の位置は、Axis::SetPos($aPosition) メソッドを呼び出すことで指定できます。軸を指定する際には、別軸での位置を指定する必要があることに注意してください。デフォルトでは、軸は別軸の 0 点に配置されています。そのため、軸は 0,0 点で交わります。
また、軸の指定には min および max という特殊な 2 点を指定することもできます。これらを指定すると、軸はもう一方の軸の最小値、あるいは最大値に配置されます。
たとえば、常に X 軸をグラフの最下部に表示したい場合は、以下のようにします。
$graph->xaxis->SetPos("min");軸のカラーと線の幅を指定するには、Axis::SetColor() メソッドと Axis::SetWeight() メソッドを使用します。
また、軸にタイトルを設定することも可能です。これは、Axis::SetTitle() メソッドを使用します。これは実際はタイトルプロパティに直接接続するための、ただのショートカットです。また、Axis::title::Set() メソッドを使用すると、行揃えを行えます。
デフォルトでは、X 軸のタイトルは右揃えで、Y 軸のタイトルは中央揃え (90 度回転します) に設定されています。
また、タイトルの位置は Axis::SetTitle() メソッドの 2 番目の引数で調節できます。
引数には、high、middle、そして low のいずれかを指定できます。
また、軸とタイトルの間の余白を調節することもできます。特にラベルが長い場合は、Y 軸のタイトルの余白を増加することが必要になってきます。軸とタイトルの距離は、Axis::SetTitleMargin() メソッドでピクセル単位で指定できます。
例として、Y 軸の余白を増やす場合は、以下のように記述します。
$graph->yaxis->SetTitleMargin(40);
次に、軸の上に目盛りやラベルを配置する場合の説明を行います。軸、目盛り、およびラベルをどの位置に配置するかを設定できます。X 軸は、グラフの上部 (プロット