最初の例は、10 個の Y 値でライン グラフにしたものです。この最初の例で、すべてのコードを掲載しています。以下の例では、コードの一部のみを掲載します
<?php
include ("../jpgraph.php");
include ("../jpgraph_line.php");
// データの用意
$ydata = array(11,3,8,12,5,1,9,13,5,7);
// グラフを作成。以下の 2 種類の呼び出しが必ず必要です
$graph = new Graph(350,250,"auto");
$graph->SetScale("textlin");
// リニア プロットを作成
$lineplot=new LinePlot($ydata);
$lineplot->SetColor("blue");
// プロットをグラフに追加
$graph->Add($lineplot);
// グラフを表示
$graph->Stroke();
?>
いくつかのことに注意します。
このグラフの見栄えを良くしてみましょう。JpGraph では、たとえば以下のようなものを追加できます。
先ほどのサンプルの通り、JpGraph ではすべてのオブジェクトはプロパティを通じて指定できます。オブジェクトには、Graph() や LineProt() などがあります。一般的に、グラフに表示されているすべてのオブジェクトはインスタンス名を通じてアクセスできます。
たとえば、グラフのタイトルは Graph::title プロパティを通じて指定できます。グラフのタイトルを指定するには、title プロパティの Set() メソッドを使用します。
$graph->title->Set('Example 2');
以下のグラフを表示するには、先ほどのコードに数行を追記します。
これを完成させるには、数行を追加します。(下は変更した例 1 の一部です。完全なソースコードを見るには見出しにある[ソース]リンクを押してください。 )
// 余白とタイトルを設定
$graph->img->SetMargin(40,20,20,40);
$graph->title->Set("Example 2");
$graph->xaxis->title->Set("X-title");
$graph->yaxis->title->Set("Y-title");
タイトルには以下の特徴があります。
タイトル文字列を太字にして、ライン プロットを太く、青色に設定してみましょう。これには、以下のコードを記述します。
$graph->title->SetFont(FF_FONT1,FS_BOLD);
$graph->yaxis->title->SetFont(FF_FONT1,FS_BOLD);
$graph->xaxis->title->SetFont(FF_FONT1,FS_BOLD);
$lineplot->SetColor("blue");
$lineplot->SetWeight(2); // 2 ピクセルの幅
再度、 矛盾のないインターフェースに注意してください。フォントの指定には、オブジェクトの SetFont() メソッドを使用します。この方法は、これから学ぶほとんどの関数で使用可能です。JpGraph では同様の手順でオブジェクトの外見を変更できます。たとえば、Y 軸のカラーを赤色にしたい場合は以下のようにします。
$graph->yaxis->SetColor("red")
さらに、Y 軸を太くしたい場合は以下のようにします。
$graph->yaxis->SetWidth(2)
最後に、ドロップシャドウを画像に適用します。これはデフォルトでは無効になっています。これは以下のコードで作動します。
$graph->SetShadow()
これで、以下のような画像が生成されました。