エラー プロットは、データ ポイントの値の誤差を表すために使用します。エラー プロットは、各 X 値に対して、最小と最大の Y 値を与えることで実現されます。
エラー プロットを使用する前に、必ず jpgraph_error.php をスクリプトにインクルードする必要があります。
以下のサンプルでは、簡単なエラー バーを作成します。このサンプルでは 5 点の X 値があるため、10 個の Y 値が必要です。今回は、エラー バーを赤色にし、2 ピクセルの幅に設定しました。エラー プロットの作成には、ErrorPlot() オブジェクトを使用します。エラー プロット オブジェクトの使い方はライン プロットと同様です。この実行例を以下に表示します。
グラフの中に非常に見づらいエラー バーがあることに気づいたでしょうか。グラフの X スケールがエラー バーの数とちょうど同じになっているため、1 番目のエラー バーが Y 軸上に描画されてしまっています。これを調節するためには、SetCenter() メソッドを使用して、X 軸のスケールを調整します。
以下にこの機能を使って X 軸を調節したときの画面を掲載します。