JpGraph の自動スケール機能は、ほとんどの場合において有効に働きます。しかし、手動でスケールを設定することが必要な場合もあります。たとえば、複数のグラフの比較を簡単にするために、スケールを合わせる場合などです。
手動でスケールを設定するには、Graph::SetScale()メソッドに引数を追加で指定します。たとえば、Y スケールを 0 から 100 までの間で指定する場合は、以下の通りになります。
$graph->SetScale("textlin",0,100);
手動でスケールを設定した場合、チック記号の配置の仕方も指示する必要があります。チェック マークを配置するには、以下の 3 通りを選択できます。
$graph->SetScale("textlin",0,100);
$graph->yscale->ticks->Set(10,5);
上記の設定では、目盛りを 10 ごとに表示しています。そして補助目盛りは5ごとに描画してあります。
これら 3 種類の違いを下に掲載します。