セクション 9.19 で、任意の角度でグラフを回転させる方法を説明していますが、実用的には 90 度の回転がよく用いられます。この機能を使うことで、水平バー プロットを作成することができます。
グラフを回転させた場合、余白も回転が行われます。また、デフォルトでは回転の中心はプロット エリアの中心で、画像全体の中心ではありません。そのため、設定した余白により、回転の中心が移動してしまいます。回転の中心を手動で設定する方法は、セクション 9.19 に記述されています。
Graph::SetMargin() メソッドを使用して明確な余白を設定する必要があります。
しかし、グラフを 90 度回転して、適切な余白を設定する場合は、Graph::Set90AndMargin() メソッドを使用できます。このメソッドを使うことで、回転した後のグラフの余白を手動で調整する必要がなくなります。
このメソッドを呼び出すだけで、グラフが 90 度回転されます。