先ほどの例の通り、異なった種類のスケールを使用できます。JpGraph では、以下のスケールをサポートしています。
これらの組み合わせを使用します。リニア スケールと対数スケールは、とても理解しやすいものです。テキスト スケールにはもう少し説明が必要です。テキスト スケールは、0、1、2、3、4 のように自然数を表すリニア スケールと同じようなものだと考えてください。. このスケールは、連続でプロットしたい Y 値 を持っていて、X 値の値が不要な場合のみに使用されます。上記のような場合は、X 軸にリニア スケールを使用することもできます。しかし、現在リニア スケールは実数として扱われるため、オートスケール機能により自然数ではない値をラベルに表示する可能性があります。例、ラベルが2.5 の場合があります。テキスト スケールを使用する場合はこのようなことは起きません。
テキスト スケールでは初期設定の自然数の代わりに文字列を指定するのが慣例となっています。ラベルに文字列を指定するには、軸のプロパティに SetTickLabels() メソッドを使用してください。
スケールを指定するには、SetScale() メソッドを使用します。下記に使用例を掲載します。
一度は必ず SetScale() メソッドを呼び出す必要があります。通常は、Graph() オブジェクトを作成した直後になります。
Y2 軸のスケールを指定するには、SetY2Scale() メソッドを使用します。 対数の Y2 軸のスケールを設定するには
$graph->SetY2Scale("log");
を呼び出します。