9.5 ガント チャートを作成する

GanttChart()を呼び出して、新しいガント チャートを作成します。ガント チャートの書き方は、通常のJpGraphの場合と同様です。

ただ一つ違うことは、大きさのパラメータ（奥行きや高さ）に-1を指定することができるということです。その場合、大きさは選択したスケールやフォントに応じて自動的に決められます。次の例で、新しいグラフを生成するいくつかの方法を見てみましょう。

• $graph=new GanttGraph()
  グラフのサイズが自動的に決定されます。キャッシュは使用されず、グラフはインラインで作成されます。
• $graph=new GanttGraph(-1,-1,"auto")
  グラフのサイズは自動的に決定され、キャッシュが使用されます（キャッシュファイル名はスクリプト名に基づいて付けられます）。また、キャッシュのタイムアウトは使用されず、グラフはインラインで作成されます。
• $graph=new GanttGraph(450,-1,"auto",5)
  ほぼ前の例と同じですが、横幅が450ピクセルに固定され、キャッシュされたイメージは5分でタイムアウトされます。
• $graph=new GanttGraph(-1,-1,"auto",5,false)
  イメージはインラインで作成されず、キャッシュされたイメージがタイムアウトした場合はそのキャッシュのみが更新され、それ以外の場合は何も起こりません。

GanttGraph()はGraph()から全ての（ガントグラフに対して意味のある）メソッドを受け継いでいるので、通常のフレームの影や色などを指定することができます。