バーやマイルストーンには鉛直位置と水平位置の両方が必要となります。水平方向のスタート位置は "2001-06-23" のように日付で指定し、鉛直方向の位置は[0,1,2,3,...]のような数値で指定します。この縦方向の数値は、オブジェクトが位置すべき場所の上端からの位置を示しています。このことを理解するために、ある高さを持った多くの「目に見えない」水平のバンドを想像してください。鉛直方向の位置を0と指定すると、バーは1つ目のバンド内に配置され、また3と指定すると4番目のバンド内に配置されるでしょう。
関連するアクティビティをグループ化するためにバンドを配置する際に「ギャップ」を残すことはある程度仕方なく、おそらくは推奨される方法でもあります。例えば、1、2、3の位置に3つのアクティビティまたはバーを持ち、さらにバンド0,4,5を空けたままで6,7の位置に別の2つのバーを置くことができます。
これらの「見えないバンド」のすべては、同じ高さを（等間隔で）もっています。各バンドの高さは自動的に決定され、レイアウトのメソッド（GanttChart::SetLayout()で指定されます）と、バーおよびタイトルの個々の高さとの両方に依存します。その仕組みはとてもシンプルです。